割と知らないタキシードのこと…..。豆知識vol:③タキシードの着方
こんにちは!
石和店の翔です 💡
台風が近づき、先日までずっと雨でしたね。
10月に入り、気温もかなり下がり、もう朝晩は寒いです。
我が家も分厚い布団を出し、朝布団から出られない症候群が始まりそうです。w
さて、本日は
ブライダルといえばのタキシード!
皆さまは、このタキシードの正しい着方をご存じでしょうか?
タキシードは、普段着ることがあまりないアイテムなので
その正しい着方をなかなか知らない方が多いかと思います 😯
今日は、そんなタキシードの着方を豆知識vol:③としてご紹介していきたいと思います!
まず、タキシードですがその本来の位置づけをご存じでしょうか?
タキシードの本来の役割は、燕尾服を着る夜会などのシーンの準礼装です。
スーツとは、違い様々なルールがあります。
たとえば、スーツにはネクタイを合わせますがタキシードには
蝶ネクタイを合わせるのが基本です。
そして、カマーバンドにエナメルのオペラシューズが基本のスタイルといえます。
ここ最近では、結婚式に新郎様がタキシードを着られるシーンをよく見かけますね♪
皆さま、様々なこだわりのタキシードで結婚式を迎えられております 😆
では、さらに細かくタキシードの仕様をご説明していきましょう♪
まず、タキシードとスーツの一番の違いは『襟の形』です。
スーツの場合基本シングルスーツの場合、「ノッチラペル」が基本です。
ダブルスーツは「ピークドラペル」が基本です。
しかし、タキシードの襟は「ショールカラー」、「ピークドラペル」が基本となります。
そして、この襟にシルクもしくは、ポリエステルを使った別生地を使う
「拝絹」仕様が入ります。
普段着るスーツとは、印象が全然変わりますよね♪
次にポケットの仕様も変わりまして、
ポケットの縁も拝絹生地と同様の生地を使い、フラップ(蓋)なしが基本となります。
釦もくるみ釦を使用します。
くるみ釦とは、スーツと同生地の釦のことです。
ビジネススーツではなかなか見ない仕様ですね!!
しかし、最近のオーダー業界では、普通の釦でお仕立てするタキシードも増えています。
自由にオリジナリティを出してもOK!
そして、タキシードにはパンツにも特徴があります。
タキシードのパンツには、側章という拝絹同様別生地のラインが基本はいります。
どうでしょうか?
タキシードには、スーツと違った様々な特徴がありますよね 🙄
そして、合わせるワイシャツにも特徴があります。
合わせるワイシャツは襟の立っている「ウィングカラーワイシャツ」が基本となります。
そして、このウィングカラーワイシャツには2種類あり
前身ごろにダーツが入ったものと、入っていない物がございます。
タキシードの場合ダーツが入っているものを合わせてください。
こちらが、正式になります。
※写真は商品をそのまま着せたため、シワが目立ちます。
実際は、しっかりとシワを伸ばして着るようにしましょう。w
あまり、普段触れることの少ないタキシードですが
色々とルールやマナーがありますね。
しかし、これはあくまでも基本です。
基本を守り、敢えて着崩すのもお洒落のひとつです。
そのシーンに合わせたタキシードを着て頂ければと思います!
実際に使うシーンになったときに困らないように是非覚えておいてください。
又、わからないことがあればいつでもご相談にいらして下さい~♪
満足屋 石和店
TEL:055-263-6585