こんばんは！

 

石和店の飯野です。

最近すっかり寒くなりましたね！
いきなり秋を通り越して、朝晩は冬のような寒さでびっくりしております。

 

空気も乾燥してて、毎年ですがこの時期からリップクリーム無しでは生活が出来ません 😕

 

さて、今日は寒くなってきたこれから大活躍な1着をご紹介させていただきます！

 

 

 

ツイードの王様！【ハリスツイード　オーダースーツ】

 

 

皆様も、こちらのマークを見たことありませんか？
あれ？どっかで見たことあるな～と思った方も多いはず！

 

冬の素材の代名詞でもあります、ツイード生地の中で最も有名であろうブランドがこちらのハリスツイードです。

 

見たことあるけど、詳しくは知らないなという方へ向けてまずは、ハリスツイードについてのご紹介を♪

 

 

ハリスツイードは、スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島で生産される伝統的なツイード生地です。
ヴァージンウールを使用して、島内で染色、紡績し、職人の自宅で手織りされています。
ハリスツイード協会によって厳しい基準をクリアしたものだけがハリスツイードと認められ、オーブの商標（生地マーク）が付けられます。

 

ハリスツイードは、1846年にレディ・ダンモアがハリス島の職人にマレイ・タータンをツイードで織らせたのが始まりです。
その後、社交界での需要が高まり、1909年に登録商標となりました。
1993年には英国議会がハリスツイード条例を制定し、ハリスツイードの技術や製品は国際的な保護を受けるようになりました。

 

ハリスツイードは、防寒性や耐久性に優れた素材であり、ジャケットやコート、帽子やバッグなど様々な製品に使われています。
ハリスツイードの魅力は、色や柄の豊富さや、手織りならではの風合いや味わいにあります。
ハリスツイードは、高級品としてだけでなく、庶民の生地としても親しまれています。

 

生地の質への管理がとても厳しいことで、知られているこのハリスツイードは、たくさんのブランドより愛されたくさんの商品に使用されているのです。

 

今回は、こちらのハリスツイードでスリーピーススーツをお仕立て頂きました 😎

 

 

 

ツイード生地ならではの、この生地感が生地好きの私からするとたまりません！

目付が490ｇと重めの生地感なのですが、お客様より思ったよりも重く感じないと一言。

私も驚いたのですが、生地自体にたくさん空気を含んでいるためかふわっとした着心地なのです 💡

手織りに拘りを持っているハリスツイードならではの着心地なのだと思います。

 

 

ベストは、表地と共生地で統一感のある仕上がりに。
基本ベストには、尾錠といって金具がつくのですが、こちらのハリスツイードに関しては生地が分厚く金具が通らないためお客様のご希望で飾り尾錠をお付けいたしました 😆
生地の風合いとマッチしていい感じで仕上がりました 😎
通常のオーダースーツ屋さんでは、ここまでのことはできないことが多いのですが、満足屋のオーダーでは基本なんでも出来てしまうのです！ｗ
職人技ですね♪

 

 

 

 

今回もH様とたくさん楽しいお話をさせていただき、最高のお時間を過ごさせていただきました。
H様いつもありがとうございます 🙄

また、生地や仕立ての話で盛り上げれることを楽しみにしております 😉

 

 

これから冬本番を迎えます。

是非、皆様も暖かいスーツ、ジャケットなどをご用意いたしましょう。

お客様の好みに合った生地をご提案させていただきます 😎

 

 

 

満足屋　石和店

TEL:055-263-6585

 

オーダーチーフスタイリスト

飯野翔士