こんにちは！

 

石和店の飯野です 😆

 

先日、友人の結婚式におよばれいたしまして
出席してまいりました。

 

その友人のタキシードをありがたいことに
私に依頼がきまして、お仕立てさせていただきました 😉

 

今日は、そのタキシードのご紹介と
ご自身のタキシードをお考えの方に
タキシードの基本仕様のご説明もさせていただこうかと
思っております。

 

 

 

今回のタキシードのイメージとしては、
あまりカッチリとしすぎない
少しデニムライクな色味のタキシードが
欲しいとのことでしたので、

ご紹介させていただいた生地は、
イタリア【ビエレッシ】のブルーグレーを
ご紹介させていただきました。

 

そのままデニムでもよかったのですが、
やはりブライダル用でもありますので
カジュアルすぎるのもどうなのか…..。

 

たくさんのご提案生地の中から
こちらの生地がドストライクだったみたいで
即決でこちらの生地で決まりました。

 

では、そんなタキシードですが
基本的な仕様としてどのような物なのかの
ご説明をしていきたいと思います。

 

 

まず、なんといっても
タキシードの特徴としては襟にあるかと思います。
基本の襟の形は、ピークドラペル、
もしくは、ショールカラーが基本となります。
ここ最近は、通常のノッチラペルも増えております。

 

こちらが、ショールカラーです。

この襟の黒いところを【拝絹(はいけん)】といいます。
色味は、黒がオーソドックスですが
生地に合わせ白や、シルバー、ネイビーといった様々な
お色を選択していただけます。

 

 

その他にも、ボタンをくるみ釦にする。
くるみ釦とは、スーツと同じ生地や拝絹と同じ生地で
包んで作るボタンの名称です。
今回は、新郎様の希望で拝絹と共生地を使ってお作りしました。

 

そして、ポケット部分も拝絹にしてあげるとより
タキシードらしさが出せます。

 

上着以外にも、パンツにも
特徴があります。
それは、【側章】といわれる
ズボンの横の仕様です。

 

横のラインのことを【側章】と呼びます。

 

このような形で、タキシードには
普通のスーツとは異なった特徴が
いくつか存在します。
そして、ベルトは使わずサスペンダーをする。

 

オーダーでタキシードをお仕立てする際は
このタキシードの仕様をどこまで
採用していくかを選択できるので
ご自身の好みにあったタキシードを
お仕立ていただけることでしょう！

 

 

 

 

 

 

今回、友人である新郎様には
基本的なタキシードの仕様を採用して
いただきながらもパンツの側章はなしで
いくことにいたしました。

裏地には、カッチリとした渋い
シルバーペイズリーを♪
素材も高級裏地キュプラなので、
湿気が溜まらず快適に着ていただけます。

 

こだわりポイントとしては、
たくさんありますが、なんといっても
スーツと同じ生地で作った
『蝶タイ』でしょう！
統一感がより増しますね 😆

 

出席しました式も非常に素晴らしく良い結婚式だったなーと
盛り上がった披露宴とおいしい料理。
最高だな、結婚式は！と心の中で叫ぶわたしでした。ｗ

これからもずっとお幸せにね♪

 

是非、ご自身の結婚式で
自分のこだわりの１着が欲しいなーと
お考えの方はご相談だけでも構いません。
是非ともご連絡、ご来店お待ちしております！！！

 

 

 

満足屋　石和店

TEL:055-263-6585

 

オーダーチーフスタイリスト　飯野翔士