これからオーダースーツを作りたい方必見! 夏のおすすめ仕様特集!!
こんにちは!
満足屋竜王総本店の上田です!
暑い日々が続きますね、、、
私は暑いのが苦手なので休日はインドアが加速してしまっております(笑)
最近のマイブームとしてNetflixで話題のサンクチュアリにハマってしまってなんと1日で見終わってしまいました(笑)
サンクチュアリ面白いですね!
ネタバレになってしまうので内容はあまり言えませんがNetflixに加入していてまだ見ていないという方はぜひ見てみてください!
さて!話題は変わりまして本日はこれからオーダースーツやオーダージャケットを作りたいという方におすすめの夏~初秋にかけておすすめの仕様について解説させていただきます。
ぜひご覧ください!!
➀マニカカミーチャ
先ずはマニカカミーチャです!
マニカカミーチャとは、スーツやジャケットの袖付け方法のひとつで、シャツのように肩にギャザーを寄せて袖を付ける技法です。
イタリア語でマニカ(袖)、カミーチャ(シャツ)という意味で、ナポリのサルト(仕立て屋)が好んで使う伝統的な技法です。マニカカミーチャの特徴は、肩パットやタレ綿という副資材を使わずに、袖筒をアームホールにいせ込み(ギャザーを入れながら縫う)することで、柔らかく軽い着心地と肩の可動域の広さを実現することです。見た目にも独特の雰囲気があり、シャツ袖や雨降り袖とも呼ばれます。
マニカカミーチャは、カジュアルな雰囲気を持つので、クラシックなスーツやフォーマルな装いにはあまり適していません。しかし、ジャケットやコートなどに用いると、ナポリスタイルの魅力を存分に発揮します。柔らかめの生地や色合いもマニカカミーチャに合います。マニカカミーチャは日本ではまだあまり普及していない技法ですが、着心地の良さや個性的なデザインが魅力でさらっと羽織りたい夏場にぴったりな仕様となります。
②アンコン仕立て
次におすすめしたいのがアンコン仕立てです!
アンコン仕立てとは、ジャケットの裏地や肩パッドなどを省いて軽く仕立てる方法です。アンコンは「アン・コンストラクテッド(非構築的な)」の略で、かっちりとしたシルエットではなく、ソフトでリラックス感のある印象を与えます。アンコン仕立てのジャケットは、ビジネスやカジュアルにも幅広く使える便利な仕様になります。
アンコン仕立ての魅力は、以下のような点が挙げられます。
親しみやすいラフさ:肩パッドや裏地がないため、重さや堅さを感じさせません。自然で気取らない雰囲気を演出できます。
ビジカジにも選びやすい:かっちりしすぎないシルエットは、フォーマルすぎずカジュアルすぎないスタイルに最適です。ウールや麻、コットンなどの素材とも相性が良く、ビジカジスタイルの多くなる今のシーズンにお試し頂きたい仕様です。
機能性が高い:軽くて通気性が良いため、暑い夏でも快適に着られます。また、動きやすく、旅行や出張時にもかさばらないのでおすすめです。
見返しの美しさ:見返しとは、ジャケットの裏側にくる表地のことです。アンコン仕立てでは、見返し部分を広く取ることが多く、「大見返し」と呼ばれます。ジャケットを脱いだ時に見える見返しは、高級感やこだわりを感じるデザインになるのでとても魅力的になります。
以上になります。
いかがでしたでしょうか?
今からオーダースーツをお作りする方の参考になれば幸いです。
是非お試しくださいませ!!
満足屋竜王総本店 上田
満足屋竜王総本店 TEL 055-276-4476